鎌田實の本
タイトル | イスラム国よ | |
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出版社名(出版日) | 河出書房新社 (2015/3/25) | |
税込価格 | ¥ 1,080 | |
作者 | 鎌田 實 (著) | |
サイズ / ページ数 | 単行本(ソフトカバー): 192ページ | |
ISBNコード |
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目次 | 第1章 「イスラム国」が僕たちに与えた衝撃 日本とイスラムの関係はあたたかいものだった/「自己責任」という言葉は自分に向けるべき言葉だ/ イラクから届いた「愛」のメッセージ/優しすぎるイラク、ヨルダンの友人たち/カマタ流新戦争論 第2章 なぜ「イスラム国」は生まれてしまったのか テロとウィルスを生み出す要因は同じ/少しずつでも武器を減らしたい/だれの心の中にもケモノはいる/ 「自由」と「秩序」について考えよう/世界は今、寛容さを問われている/新自由主義ではなく「真・自由主義」が平和をつくる 第3章 「イスラム国」はどこへ行くのか 3つの戦争が生んだ過激派組織/アメリカの「ボンミス」のはじまり/イラク戦争が「イスラム国」を生む引き金となった/ 「超国家」という国家観/「カリフ」制という野望/「イスラム国」は終わらない 第4章 なぜ君は「イスラム国」に参加するのか 「イスラム国」に心を奪われた青年/巧妙なネットでのPR戦略/ムスタファ君が教えてくれた「許す」ということ/ 「目には目を」のほんとうの意味/経済のグローバル化と憎しみのグローバル化/「テロ」なのか「戦争」なのか 第5章 一番大切なのは非軍事支援 非軍事支援こそが最大のセーフティネットになる/危険地域での支援での「危機管理」/僕が人道支援にこだわる理由/ 医療施設はいち早く「不可侵」の場所になる/疲弊しきった心に医療が小さい灯りをともす/難民キャンプの絶望と希望 第6章 聴診器でテロとたたかう いい支援はあたたかい連鎖を起こす/みんなで一緒に食べる「日本流」/支援は与えることより学ぶことのほうが多い/ バラの絵を描いて亡くなった12歳の少女/血の通った支援をしようよ/僕は聴診器1本でたたかいたい |
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内容(出版社より) | 10年間アラブの世界で医療支援をおこなうため 現地を行き来してきた著者が訴えるアラブ世界の現実。 非軍事支援によるあたたかな連鎖こそがこれからの 世界全体の真の平和をうむと説く祈りの書を緊急出版! 報復に報復、はもうやめよう。 憎しみには、愛を。 読んで下さい。僕が10年間訪ねてきたイスラムの真実を。 買って下さい。現地で苦しむ人々のためにこの本の印税を使います。 考えて下さい。今、日本にできることを。 ──鎌田實 本書の著者印税は全額イラク難民支援活動に寄付されます。 |