鎌田實の本

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タイトル 忖度バカ
忖度バカ
出版社名(出版日) 小学館新書 (2017/11/29)
税込価格 ¥ 800+税
作者 鎌田 實 (著)
サイズ / ページ数
  • 新書/221ページ
ISBNコード
  • ISBN-10: 4098252325
    ISBN-13:
     978-4098252329
目次 日本社会に深く巣食う「空気」の正体
今年の流行語大賞の有力候補のひとつである「忖度」。
安倍晋三首相の森友・加計学園問題に端を発し、急速に広まった言葉だが、これは流行語には終わらない、日本社会に深く巣食う病理を表わす言葉でもある。
ここでクローズアップされた官僚や政治家の忖度は「先回りの服従」というべきものだが、一強が、同じ意見の人をお友達にしたり、寵愛したりすればするほど、周囲の忖度は過剰になっていく。
その体質は、相手がお殿様であり、天皇であり、米国であり、社長であり、時代が変わって相手が変わっても、我々の国に根深く潜んでいる。
政治の場のみならず、会社や学校、また、医療の現場など、様々な場で「忖度バカ」が生まれ、忖度疲労を起こしているのだ。
森友・加計学園問題で忖度してきた人たちは、「記憶にない」「記録がない」とシラを切ることで忠誠心を示そうとしたのだろうが、雲行きが悪くなれば、あっという間にトカゲのしっぽ切り。忖度バカの末路は哀れである。
病的な忖度はなぜ生まれるのか。
では、そうならないためにはどうしたらいいのか。
様々な「忖度」のパターンを検証し、その「空気」に負けない生き方を提唱する。

【編集担当からのおすすめ情報】
「忖度」をキーワードに“カマタ節”炸裂。
岐路に立つ我々が今こそ目指すべき生き方を提唱します。
内容紹介 森友・加計問題に端を発し、急速に広まった「忖度」という言葉。これは流行語には終わらない、日本社会に深く巣食う病理を表わす言葉でもある。ここでクローズアップされた官僚や政治家の忖度は「先回りの服従」というべきものだが、政治の場のみならず、会社や学校など様々な場で「忖度バカ」が生まれ、忖度疲労を起こしている。病的な忖度はなぜ生まれるのか。様々なパターンを検証し、日本に蔓延する「暗黙の空気」の正体を解き明かす。

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